記事を書くときに気をつけていること

カテゴリ:執筆 2013年12月 2日 09:24

Editors' & Writers' Advent Calendar 2013の第2日目です。

なにを書こうか迷ったんですが、こういう機会でもないと書くことがないと思ったので、普段記事を書くときに気をつけていることを書いてみたいと思います。 これを見て、なにか書くときの参考になれば。

ターゲットをイメージする

記事を書くとき一番最初にすることは、「この記事を読んでくれている人はどんな人だろう」というイメージを持つことです。つまりターゲットですね。 きっとこういう人が読んでいて、こういう感想を持ってくれるといいなーというのをイメージしてから書き始めます。

この感想というのは、一言で言うと「なにを持ち帰ってもらいたいか」という視点です。 どういうことかと言うと、記事を読むからにはなにかしら情報をほしがっているはずです。 そして自分が書いた記事をその人が読んだときに「これだけは伝えたい」というのをひとつ定めます。 そこだけが伝わればゴール、くらいのイメージです。

ただそれは具体的なことではなくてもよくて、イメージだったり概念だったり色々です。

今回の例で言えば、「自分が普段、どんなことを考えているか」が伝わればいいなーと思って書きました。なので細かい手法とかではなくて、「あ、この人はこう考えて書いてるんだ。これは参考にできそうかなー」みたいなことを思ってもらえるとうれしいなと。

分かりやすく、イメージをさせる

これは性格だと思いますが、人にものを教えることが好きなのでよく、勝手に脳内で架空の相手に説明をしているときがありますw
これってこういうことだよなーっていうことを考えているときに、それを分かりやすく、例えで説明するんです。
これだけ書くとなんだか危ない人みたいですがw、こうすることで非常に頭の中が整理され、かつ人に説明できる=それだけしっかり理解している、ということにもなるので説明できるというのはとても大事なことです。

つまり、架空の相手であっても説明するというのは頭の整理につながるし、なにより理解を深める役に立ちます。
また、なにごとも「理解する=イメージできる」ということだと思っているので、「考えていることがイメージできるか」、というのはとても大事だと思うのです。

なので、記事を書くときはいかにイメージを持ってもらえるか、をしっかり考えます。だから自分の記事には例えが多いですw
ブログのターゲットとして、比較的初心者の人をターゲットにしているので、そういう意味でも例えは有効だと思っています。

だいぶ前の記事ですが、CSS講座 - 目で見るボックスレイアウトという記事を書いていて、冒頭がまさに架空の相手に説明していると書いていますがw、この記事は結構分かりやすかった、というコメントを多くもらいました。
ボックスモデルを「家」で例えてるわけです。

こういう感じで、できるだけイメージしやすい例えを探しつつそれを記事に盛り込む、というのはいつも意識しています。

画像の持つ力には敵わない

できるだけイメージしてもらえるような例えや言い回しを考えて書いていますが、やはり「百聞は一見にしかず」という言葉あるように、いくら言葉巧みに説明しても、画像の持つ力には敵いません。
なので、素直に画像を使って説明もします。その上で、できるだけイメージが伝わるように画像を作成します。

例えば、ちょっと前に執筆した「すべての人に知っておいてほしい JavaScriptの基本原則」という書籍の中で説明する図の作画を依頼したのですが、そのときに書いた手描きのラフはこんな感じでした。

イメージ画像サンプル

これは、JavaScriptで「new」を使うイメージを描いたものです。

JavaScriptが魔法という設定で、「new」は呪文で、呪文を唱えるとインスタンスが生成される、みたいなイメージです。

とにかく書く手を中断しない

最後に、普段記事を書いているときにやっていることを書いて終わろうと思います。

記事を書く際、まずは思う様、とにかく頭に浮かんだことをざーーっと書いていきます。その際、前後のつながりや「てにをは」、接続詞などで迷ったら、とにかくそこを飛ばして書きたいところを書きなぐっていきます。

こうすると非常に早く文章全体を構築することができます。
当然文章はあとから見なおして、公開までには何回も読み返すので、最初の骨格部分はとにかく雰囲気だけで書き殴ります。

そのあとで、文章として分かりやすくなるようにしたり、前後の意味がつながるように修正していきます。

結構、細かいところで悩んでいると書こうと思っていたことを忘れてしまったり、うまい言い回しが思いついていたのに「どんなだったっけ?」みたいなことにもなりかねないので、とにかく書きたいことを書く、ということをしています。

そもそも、最初からしっかり文章書いてもどうせ読み返すうちに、あれこれ修正するので。

初めて単著で執筆しました

最後に宣伝をば・・。
発売されたら改めて書きますが、実は初めて単著で執筆をしました。 「JavaScriptの新しい教科書 基礎から覚える、深く理解できる。」という本が、12/10に発売されます。

内容はこれからJavaScriptを学んでいこう、という人向けに書いた本です。
なので、ここで説明したようにだいぶ例え話が含まれていますw

超入門的なイメージなので、おそらくこれだけを読んでも「分かった!」ということにはならないかもしれません。
でも、今後JavaScriptを学んでいく上で大事な概念や、できるだけJavaScriptをどう使ったらいいか、というのを、それこそ「イメージできるように」ということに重点を置いて書きました。

また付録として、JavaScriptでよく使われるイディオム集がついています。
プログラムって結構単語を調べるのに苦労するので、最初に「これってどういうことだ・・?」と思いがちな書き方なんかを解説しています。

これからJavaScriptをやってみようと思っている人はぜひ手に取って見てください。

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